OrcaでCodexアカウントを追加できないときの対処法:auth.json のENOENTエラー
こんにちはお久しぶりですAfuです。Kalsarikännit(自宅でパンツ一丁で酔っ払う)してますか?
最近ようやくClaudecodeデビューをしました。
PCの中に蓄積されたデータをもとにタスクをこなしてくれる感じが思った以上に便利で、気づけば毎日触るツールになってます。基本Claudecodeの5時間制限といい感じに向き合って過ごしてるのですが、もうちょっと制限気にせず使いたいなと思ってたところにサム・アルトマンの「GPT-6が好評すぎて新規受付を止めるかも」という焦らし発言が飛んできて、慌ててChatGPT Plusにも課金しました。
2刀流になったはいいものの、これまでの蓄積がClaudecode側にあるので、いちいちアプリを切り替えるのがめんどくさい。結局ずっとClaude Codeばっか使ってしまうんですよね。ターミナルを複数立ち上げつつ、使うAIエージェントサービスもさくっと切り替えられるものはないかと探していたら、Orca(onorca.dev)というエディタに出会いました。Claude CodeやCodex、OpenCode、Cursor CLIなどを並行のGit worktree上でまとめて動かせる、いわば「エージェント開発環境」的な位置づけのツールです。
この記事では、Orcaの最初の設定でハマったところと、その解決策をメモとして残しておきます。
そこでOrcaでCodexアカウントを追加しようとしたところ、画面左下に次のエラーが表示されました。
ENOENT: no such file or directory, open
'C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\orca\codex-accounts\<ID>\home\auth.json'
な、なんやてーーー!
Windows上ではCodexにログイン済みで、Orcaの設定画面にも「システムのデフォルト」アカウントが表示されています。しかし、Orcaの管理対象アカウントは追加されません。OrcaとPCを再起動しても状況は変わりませんでした。
原因はCodex CLIが見つからないことだった
切り分けを進めると、Orcaから次のエラーが出ました。
Could not launch `codex`. Is it installed and on PATH? (spawn codex ENOENT)
これが原因を示すメッセージでした。Orcaはアカウント追加時に codex コマンドを起動しますが、Orcaからそのコマンドを見つけられなかったのです。
Codexアプリでログインできていることと、OrcaからCodex CLIを起動できることは別の話。最初に表示された auth.json のエラーは、アカウント追加に必要な認証ファイルがOrcaの管理用フォルダーに作られていない状態を示していました。つまり、認証ファイルが壊れているとかではなく、そもそも「Codex CLI自体が入っていない」せいで、そのファイルを作る手前で止まっていたわけです。
解決した手順
PowerShellでOpenAI公式のCodex CLIをインストールしました。
npm install -g @openai/codex
次に、コマンドの場所とバージョンを確認します。
where.exe codex
codex --version
私の環境では、インストール後に次のように表示されました。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\npm\codex
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\npm\codex.cmd
codex-cli 0.155.1
その後、Orcaを開き直して「アカウントの追加」を再試行したところ、あっさり追加できました。原因さえ分かればものの数分で終わる話だったんですが、そこにたどり着くまでが長かった。
同じエラーが出たら
まずPowerShellで where.exe codex と codex --version を実行してみてください。codex が見つからなければ、Codex CLIのインストールとPATHを確認するのが近道です。
また、Orcaに表示される「システムのデフォルト」は、通常のCodexログインを使う項目です。Orcaに追加する管理対象アカウントとは保存先が異なります。詳しくはOrcaのCodexアカウントに関する説明を見てみてください。
今回のケースでは、auth.json を手動でコピーする必要はありませんでした。spawn codex ENOENT を手掛かりにCodex CLIを使える状態にしたことが解決につながりました。
複数ターミナル・複数エージェントを気軽に切り替えられる環境が整ったので、しばらくOrcaで使い勝手を試してみようと思います。また何か気づきがあれば書きます。それでは、良きKalsarikännitライフを。
